カイロプラクティックって
「バキバキ!ボキボキ!って骨を直すんですよね?」というお問い合わせをよく頂くのですが
これ、答えは「違います。」なんです。
カイロプラクティックは神経に着目したヘルスケアなので
、骨を動かすことを目的にしてないんです。
なので、「ボキボキ!バキバキ!」というイメージとは実際はかなり違うと思います。
筋肉は神経でコントロールされてますよね。
なので筋肉の不必要な緊張や左右バランスの崩れは神経が原因だとカイロプラクティックでは考えるんです。
外から力を加えられるようなことが無い限り、骨は自分で動けません。基本的には筋肉のアンバランスによってずれたように見えるだけです。
なので、カイロプラクティックでは基本的に背骨の関節の神経受容器を刺激して神経のバランスを回復させることを目的にしているんです。その際に結果的に関節内の圧力が低下し関節内の滑液から泡が発生する、もしくは周囲の腱が「コリッ」と動く結果、あのような音(キャビテーションと言います。)がします。
なので、音を鳴らして骨を動かすことが目的ではなく適切な刺激によって神経のバランスを回復させるのが目的ですから、音が鳴る鳴らないはあまり関係ないんです。
ご要望に合わせて意図的に鳴らさないようにできますが、それでも「あの体勢を取るのが怖い」という患者さんには、カイロプラクティックの施術方法(100種類以上あるんですよ)の中にはまったくそのような怖いイメージではない、見た目‟ただ手を置いているだけ”のような施術方法もあるので、そのように怖くない施術方法や特殊な精密機器を使って神経を矯正したり、皆さまのご要望に合わせた施術を行っております。(当院スタッフの施術者によってこれまたアプローチも様々なんですよ)
もし気になるようなことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
怖くないですよ~。だいじょうぶ、だいじょうぶ。
追伸、
但し、痛みは人によって感度が違いますので、同じ施術をしていても痛がる人、痛がらない人様々です。
しかしですね、概ね触られて痛いところというのは、筋肉が張っているから痛いのであり、即ち悪いところということなのです。
ですから、段々と筋肉が緩んでくると同じように触れても痛くなくなります。
ということはですね、触れられて痛いところは自覚がなくても悪いところなのです。
だから、自覚症状がなくても日頃からメンテナンスが必要なんですね。
文責:朝倉穂高