「認識する」という現象には大雑把に分けて2通りあります。
1つは部分的な認識。2つ目は全体的な認識です。
この2つは実際は別々なものでは無く、1つの直線上のものです。
これを我々は「エレベーター・フロア」に例えています。
私たちが世界を認識する場合、抽象度という尺度があります。
例えば、ネコが好きな人がいるとしましょう。
抽象度が低いというのは「ペルシャが好き」ということです。
抽象度が高いというのは「猫が好き」ということです。
さらに抽象度が上がれば「哺乳類が好き」、もっと抽象度が上がれば「生き物が好き」という具合です。
世界を総体で認識するには身体を利用します。
世界を部分で認識するには脳を利用します。
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